ページが見つかりませんでした – Just another WordPress site https://tekuru.com Just another WordPress site Tue, 17 Jan 2023 03:55:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 Google スプレッドシート とは https://tekuru.com/contents/blog/2022/11/14/21/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/11/14/21/#respond Mon, 14 Nov 2022 07:00:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2847 この記事では「Google スプレッドシート」の特徴についてMicrosoft Excel との異なる点を比較しながら説明します。

目次

  • はじめに
    • Google とは
    • スプレッドシートとは
    • 表計算ソフトとは
      • 表とは
      • 計算とは
      • 表計算とは
  • Web ブラウザで編集・閲覧できる
  • 共同編集ができる
  • すぐに自動保存される
  • Google ツールとの連携できる
  • まとめ

はじめに

まず始めに、Google スプレッドシートとはGoogle 社が提供している無料で使用できる「表計算ソフト」です。Google スプレッドシートの機能について具体的に解説する前に、

  • Google とは
  • スプレッドシートとは
  • 表計算ソフトとは

これら3点を以下に説明したいと思います。

Google とは

Google とは主に検索エンジンなどのオンラインサービスを提供・運営しているアメリカ合衆国の会社(LLC*)です。1998年ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによって設立され、社名であるGoogle の由来は10の100乗を表す「googol(ゴーゴル)」です。googol(ゴーゴル)は巨大な数字を意味する言葉でWeb 上に存在する膨大な量の情報を組織化できるようにとつけられました。また、Google は企業としての使命を「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」と掲げています。

*LLC:Limited Liability Company の略。日本で言う合同会社のことで出資者がお金を出すだけでなく経営もする社員として構成される法人のことをいう。

スプレッドシートとは

現状、『Google スプレッドシート』の英語名は『Google Sheets』となっています。
以前の英語名は『Google Spreadsheets』だったので、和名はその時のものになっています。
『Spread』とは、広がる、広げる・展開する などの意味を持つ英単語です
『Sheets』とは、シート(敷物)の複数形 という意味を持つ英単語です。

表計算ソフトとは

コンピュータで数値データの集計、高度な計算や分析、グラフ・データベースの作成を行うアプリケーションソフトウェアの総称のことを言います。

表とは

関係のある事柄をわかりやすく示すために上下左右に配置し一覧にして分かりやすく示した形式のことを指します。また、情報をそのように配置し表したものです。

計算とは

加減乗除などの数学的方法に従って処理し値を定めることです。

表計算とは

表に計算させることです。具体的な数値を用いて値を算出するのではなく表の各マス目を使って “その場所に入力されている、ある数” として計算すること。また、表のマス目の中に関数*を入力することで自動的に数値を算出させることを言います。

*関数:入力された値に対してある決まった内容の計算を行い、入力された値に応じた処理結果を返す数式、
    あるいは命令の集まりのこと。

以上で3点の説明を終わります。

Google スプレッドシート

Google スプレッドシートはGoogle アカウントを持っていれば誰でも使用でき、どのデバイスでもオンライン上でスプレッドシートを作成し、リアルタイムで共同編集を行うことができます。

主な機能としては

  • 表の作成・計算
  • グラフの挿入
  • 共同編集

が挙げられます。

表計算ソフトの代表的なものにはGoogle スプレッドシートの他に冒頭で挙げたMicrosoft Excel があります。ここでMicrosoft Excel について少し説明します。

Microsoft Excelとは

Microsoft 社の表計算ソフトです。同社のオフィスソフト「Microsoft Office 」のもっとも重要な構成要素の一つでもあります。

Microsoft Excel との大きく異なる点は4つ挙げられます。

  1. Web ブラウザで編集・閲覧できる
  2. 共同編集ができる
  3. すぐに自動保存される
  4. Google ツールとの連携ができる

などが挙げられます。

これらについて、以下に詳しく解説します。

Web ブラウザで編集・閲覧できる

Google スプレッドシートはWeb ブラウザ上で使用できます。Microsoft Excel はパソコンにアプリをインストールする必要があります。一方、Google スプレッドシートではインターネットに接続していれば、いつでもどこでも自由にWeb ブラウザ上での編集が可能です。

共同編集ができる

Google スプレッドシートでは1つのシートを複数のユーザーで共有しながらリアルタイムでの編集が可能です。誰がどこのセルを編集しているかなどの作業内容を一目で確認することが可能です。最大100人のユーザーに対しファイルの閲覧、編集、コメントを同時に行えるよう権限を与えることが可能です。

参考サイト:ファイルの共有と共同編集

すぐに自動保存される

Microsoft Excel と異なり編集後自動的に瞬時にファイルが保存されます。そのため、「ファイルを保存し忘れデータが消えてしまった」ということを回避できます。また、スプレッドシートでは好きな時点に遡って編集することも可能です。

Google ツールとの連携できる

Google 上のその他のアプリとの連携が可能です。

以上4点になります。

まとめ

今回、この記事ではGoogle スプレッドシートの特徴についてMicrosoft Excel と比較しながら説明してきました。これらの特徴を把握したうえで必要に応じたツールを使用することが最適です。

以上、Google スプレッドシートとはどのようなものかの説明でした。

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Google ドライブのセキュリティ(安全性)について(4/4):運用について https://tekuru.com/contents/blog/2022/11/02/19/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/11/02/19/#respond Wed, 02 Nov 2022 03:09:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2808 こんにちは。

この記事では「Google ドライブのセキュリティ について」説明します。

今回は4回目の「Google ドライブ運用の際の安全について」についてです。

過去の内容は、Google の取り組みに関することを中心にお伝えしてきましたが、今回は利用者(ユーザー)が気をつけなければならない内容も含まれています。

目次

1) どのようにデータは安全に守らているか

2) どのようにデータは安全に通信されているか

3) どのようにデータは安全に削除されるか

4) Google ドライブ運用の際の安全について

運用とは

Google ドライブなど、あるシステムを使用し続けること、業務を行っていくことです。

システムを運用し続けていくと、様々な問題が発生します。

そのためシステムとは、それら様々な問題と向き合いながら使用し続ける必要があります。

運用上の問題(インシデント)の例

Googleドライブを運用する上で、指摘されがちなインシデントの例をいくつかあげてみます。

  1. システムにログインができない
  2. 操作方法がわからない
  3. インターネット環境がない
  4. 情報漏洩
    1. ID&PWの漏洩
    2. デバイスの紛失
    3. 意図しない情報公開
    4. 不正なデータの持ち出し(内部犯行)
    5. 通信傍受
  5. データの消失、破壊
  6. システム障害

運用のインシデントを解決するために

まずは問題に対し、運営(Google)と利用者とでそれぞれどのように関係するか、責任があるかを考えてみます。

 〇:インシデントに対する責任あり
 △:インシデントに対し一定の責任あり

No.問題の内容 運営(Google) 利用者
1システムにログインができない
2操作方法がわからない
3インターネット環境につながらない
4情報漏洩--
1ID&PWの漏洩
2デバイスの紛失
3意図しない情報公開
4不正なデータの持ち出し(内部犯行)
5通信傍受
5データの消失、破壊
6システム障害

問題の多くは利用者だけで解決するのではなく、運営(Google)側の何らかの対策により支えらているため、対策は軽微ですみます。

運用のインシデント解決方法の例

例で上げたインシデントの対応・解決方法を、運営(Google) ・利用者それぞれ上げていきます。

※以下、運営(Google)を「G」(Google) 、利用者を「U」(User) と略し、略の後ろの( )に上記の関係を記載します。

1.システムにログインができない

G(△):障害が発生し、ログインできない場合があります。GWS 関連アプリの障害情報は、公開されています。
Google Workspace ステータス ダッシュボード
U(〇):通常パスワードが書き換わることはないため、利用者の管理不足・操作ミスがほぼ全てです。パスワードがわからなくなった場合は、パスワードリセット機能を使用し、ログインを成功さる必要があります。
※GWSの場合は組織内の監視者の操作によるものという可能性はあります。

2. 操作方法がわからない

2.操作方法がわからない
G(△):提供する側は、わかりやすいURI・UXを構築する努力義務があります。 Google は UX に関して、デザイン認定資格を用意するほど力を入れてます。
U(〇):“直感的な操作が難しい、自己解決が難しい場合は、操作手順をWeb検索することや知人などに相談することをおすすめします。
※GWSの場合は情報システム部門に相談してください。

3.インターネット環境につながらない

3.インターネット環境につながらない
G(△):クラウドサービスの最大級の弱点のため、Google などクラウドサービス提供会社は適切な対策を講じる必要があります。Google ドライブの回避策には「オフライン機能」「Googleドライブ(パソコン版)」などがあります。
これらについては別の機会に説明します。
U(〇):Google を含む、多くのクラウドサービスを提供する企業が個のインターネット接続に干渉してくることはありません。そのためインターネット接続の責任は個にあります。が、インターネットに接続できないという状況はさまざまなためここでは解決策を出すことはできません。
※GWSの場合は情報システム部門に相談してください。

4.情報漏洩

1.ID&PWの漏洩
G(△):セキュリティ通知(新しいログイン)を活用し検疫する、2段階認証を設定することで情報漏洩を回避できる可能性があります。
U(〇):パスワードを漏洩させてしまうこと自体は利用者の責任ですが、情報が漏洩していることを認知することが難しいです。意図しないセキュリティ通知があったり、見慣れぬファイルなどを発見した場合は速やかにパスワードを変更しましょう。
2.デバイスの紛失
G( ):セキュリティ通知(新しいログイン)を活用し検疫する、2段階認証を設定することで情報漏洩を回避できる可能性があります。
U(〇):パスワード変更を行いましょう。または Windows・Mac パソコンであれば、ストレージの暗号化することができるため、デバイス紛失時の情報漏洩リスクを下げることができます。
Widows:デバイスの暗号化を有効にする
Mac:ディスクを暗号化し、パスワードで保護する
3.意図しない情報公開
G( ):
U(〇):不必要なフォルダ・ファイルの共有は行わないようにしましょう。また共有を行った場合、用件が済んだら共有は解除しましょう。
※共有しているフォルダ・ファイルを検索する方法は、Google ドライブ内検索から共有している相手を指定することで行えます。
4.不正なデータの持ち出し(内部犯行)
G(〇):Google ドライブなどのデータが保存されているGoogle のデータセンターでは、セキュリティ対策がされています。
Google Cloud インフラストラクチャ
>データセンターでは、階層化されたセキュリティ、組み込み済みの冗長性、フォールト トレランスが導入されており、従業員のアクセスは厳しく制限されています。
U(△):GWSであれば、Google ドライブ内の情報を暗号化することができるため、単純にデータを持ち出されたとしても情報を見れることはありません。
5.通信傍受
G(〇):通常通信は暗号化されているため、通信を傍受されても通信時の情報を見られることはありません。
U(〇):共有パソコンに悪意が組み込まれていた場合、ログイン情報なども漏洩する可能性がありますので、不特定多数が使用できるパソコンなどからログインを行うことは避けましょう。(ブラウジングだけであれば問題ありません。) また、信頼性が低いインターネット回線、提供元が不明な Free wi-fi などの使用は控えましょう。

5.データの消失、破壊

G(〇):以前、Google ドライブのセキュリティ(安全性)について > I(完全性) について でも説明しましたが、
データの破壊や喪失、不整合などが起こった場合でも、元の状態に復旧できるようにすることができるという仕組みがあります。
ユーザーによる手動誤削除の場合は、
>通常、データを安全かつ完全に削除する処理には、作業開始から約 2 か月かかります。多くの場合、この期間には、データが意図せず削除された場合に備えた最長 1 か月間の復元期間が含まれます。
と、されていますが、有事の際に復旧依頼に応じてもらえるかは不明です。
U(〇):意図しない変更があった場合は、各アプリの履歴機能で復元することができます。

6.システム障害

G(〇):“こちらも、Google ドライブのセキュリティ(安全性)について > I(完全性) について で説明したとおりで、
データの破壊や喪失、不整合などが起こった場合でも、元の状態に復旧できるようにすることができる、障害に強い仕組みがあります。
U( ):

以上、4回にわたり説明を行った「Google ドライブの 安全性(セキュリティ)について」は終わりとなります。

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https://tekuru.com/contents/blog/2022/11/02/19/feed/ 0
Google ドライブのセキュリティ(安全性)について(3/4):データ削除について https://tekuru.com/contents/blog/2022/10/11/14/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/10/11/14/#respond Tue, 11 Oct 2022 03:00:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2468 こんにちは。

この記事では「Google ドライブのセキュリティ について」説明します。

前回前々回と「どのようにデータは安全に守らているか」を説明しました。
今回は3回目の「どのようにデータは安全に削除されるか」についてです。

Google ドライブの説明の前に、データ削除に関する記述があります。
結論をお急ぎのかたは、「オンラインストレージサービスが抱える、データ削除の問題点」をクリックし先に進んでください。

目次

データの削除とは

データを削除するとは

パソコンに保存したデータは「ごみ箱」などに入れることで削除することができます。
これで「データを削除した」ということになります。
通常は、運用上問題はありません。

完全にデータを削除する。とは

上記にある、データ削除(ごみ箱に入れ、ごみ箱を空にした)では「完全にデータを削除した。」ということにはなりません。

データを削除すると、「削除フラグをONにする」という処理だけが動くことがよくあります。
削除フラグが「ON」になると、画面上からは消えその分のストレージの容量も増えるのであたかもデータがなくなったように見えます。
この「削除フラグがONになっただけのデータ」は、「削除データ復旧ソフト」というようなフリーソフトで簡単に復元することができます。

完全にデータが削除できないと何が問題(心配)なのか

使用しているパソコン、またはHDDやSSDなどのストレージを何らかの理由で手放したとき、その後それを手にした第三者に情報が盗み見られる可能性があることが問題(心配)と考えます。

完全にデータを削除する方法

完全にデータを削除する方法として、大きく以下2つの方法があります。

ストレージをフォーマットする

ストレージを破壊する

ストレージをフォーマットする。について

論理的にデータを消去します。
「削除フラグ」とかいう生ぬるい削除ではなく、「すべてきれいさっぱり消去する」などのことを行います。
例:ストレージに保存されいるデータの最小単位は「0」「1」です。
すべて「0」または「1」にしてしまえば、復旧(リカバリ)は不可能になります。
※実はこれでも対応は不十分(リカバリ可能、漏洩の可能性あり)と言われています。(復旧方法はわかりませんが)

ストレージを破壊する。について

物理的にストレージを傷つけ、データをリカバリ不能にする方法です。
ストレージ破棄の際、破壊を求める企業は多いです。

※上記は、情報用語にある「物理削除」と「論理削除」とは異なります。

企業がストレージ破壊を求める理由

・破壊するのが一番確実だから。
 フォーマット(論理的な削除)では、リカバリが絶対不可能か?と聞かれると正直なところ「?」です。
 ほぼリカバリが不可能であるということがわかっていても、そこに1%の不安があれば、より漏洩の可能性が低い確実な破壊という手段を選ぶ(心配が安心に変わる)、ということです。

・ハードウェアの資産価値がないから。
使用していたストレージは、耐久年数が過ぎると資産価値はなくなります。
※その瞬間は故障せず動いてしまっているもの、明日には壊れるかもしれないため。
下取りに出すこともできなくなるため、破壊するという手段を選びます。

ハードウェアのリプレイス

オンプレサーバーやパソコンは、耐久年数やサポート期限が切れるタイミングでリプレイスを行う必要があります。
破棄することとなった老朽化したハード内には情報が残されており、何も対応せず破棄すると情報漏洩につながる恐れがあります。
そのため、データをどのように対応をするかという問題があります。

オンラインストレージサービスが抱える、データ削除の問題点

オンラインストレージに使用されているHDDやSSDも、リプレイスのタイミングで適切なデータ削除は行われていると思います。
が、こちらが提供されていたサービスを解約し、データ削除が必要になったタイミングで破壊などダイナミックなデータ削除が行われることはなかなかないと思います。
企業が考える問題はここにあります。
※本当にデータは削除されるのか不安に感じる。ということです。

データ削除に関する課題に対しどう対処するか

オンラインストレージサービスでは、解約時にストレージのフォーマットや物理破壊はできないかもしれませんが、データは最終的にどうなるかをデータ削除ポリシーを確認などを確認し、関係者に共有・理解を得る。ことと考えます。

Google のデータ削除ポリシー

Google ポリシーと規約 > テクノロジー > GOOGLE が収集したデータの保持

によると、

>Google が収集するデータには、ユーザーがいつでも削除できるもの、自動的に削除されるもの、Google が必要に応じて他のデータよりも長期間保持するものがあります。ユーザーがデータを削除した場合、Google はデータ削除ポリシーに従い、ユーザーのデータを安全かつ完全に Google のサーバーから消去するか、匿名化した状態で保持します。

Google によるデータの匿名化の方法

>データを安全かつ完全に削除する処理には、作業開始から約 2 か月かかります。多くの場合、この期間には、データが意図せず削除された場合に備えた最長 1 か月間の復元期間が含まれます。

>Google のサービスでは、災害などからの復元に備えた追加の保護レイヤとして、暗号化されたバックアップ ストレージを使用しています。データはこのシステムに最長 6 か月間保存されます。

と、あります。

「データを安全かつ完全に削除する」とは記載されてますが、ここまでにお伝えしてきた「ストレージのフォーマットや破壊」については触れられていません。

これは、大規模ストレージの仕組み(複数のストレージを1つの大きいストレージとする技術など)や、冗長性(複数のストレージに1つのデータを保存し、故障に備える技術など)の都合上、どこのストレージに何が保存されているという、特定するのが難しいからだと考えられます。

「Google のデータ削除ポリシー」に書かれている内容だけでは根拠が不十分と感じ、データが残ることで情報漏洩したらどうするか?

という問題に回帰してしまうかもしれません。

情報漏洩対策に関しては、Google ドライブの 「S(機密性) について」を確認してください。

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https://tekuru.com/contents/blog/2022/10/11/14/feed/ 0
Google ドライブのセキュリティ(安全性)について(2/4):通信について https://tekuru.com/contents/blog/2022/10/07/13/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/10/07/13/#respond Thu, 06 Oct 2022 16:05:28 +0000 https://tekuru.com/?p=2385 こんにちは。

この記事では「Google ドライブのセキュリティ について」説明します。

前回「どのようにデータは安全に守らているか」を説明しました。

今回は2回目の「どのようにデータは安全に通信されているか」についてです。

目次

通信とは

通信とは

「なんらの手段(電話・赤外線・トランシーバー・モールス信号・のろし・等々)によって、相手に情報を伝えること」です。

ですが最近は「インターネット上にデータが流れること」を指すことが多く感じます。

ここでも『通信』とは「インターネット上にデータが流れること」をいいます。

平文とは

「暗号化されていないデータ」を指します。

『暗号化』については、以下をご確認ください。

暗号通信とは

「送信者と受信者との間で結ぶ何らかの約束事にのっとり、第三者にその内容が伝わらないようにすること」を暗号化といい、

暗号化した情報を通信することを暗号通信と呼びます。

暗号通信には「共通鍵暗号方式」と「公開鍵暗号方式」がよく用いられます。

符号化(ハッシュ化)とは

暗号化と似た仕組みに、ハッシュ化というものがあります。

暗号は『復号』という、暗号化したデータをもとに戻す仕組みがありますが、「ハッシュ化したデータは元に戻せない」という違いがあります。

ハッシュ化は『パスワード認証』などによく用いられます。

Google ドライブの通信

Google ドキュメント > Google ドキュメント スタートガイド > 暗号化されたファイルをドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで使ってみる

によると、

>Google ドライブにアップロードされたファイルや、Google ドキュメントで作成されたファイルはすべて、転送中も保管時も AES256 ビット暗号化で暗号化されます。

このことから「稼働率」は高く「安心」である、ということがわかります。

また、URLを確認すると『https通信』であるため、暗号通信されていることがわかります。

通信に関しては以上になります。

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https://tekuru.com/contents/blog/2022/10/07/13/feed/ 0
Google ドライブのセキュリティ(安全性)について(1/4) https://tekuru.com/contents/blog/2022/09/29/12/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/09/29/12/#comments Thu, 29 Sep 2022 10:00:51 +0000 https://tekuru.com/?p=2329 こんにちは。

この記事では「Google ドライブのセキュリティについて」説明します。

目次

Google ドライブが安全?

『Google ドライブ』が安全である旨は、サービスの紹介ページに『安全』と記載されています。

Google Drive

無償でGoogle ドライブを使用する方はこれで大丈夫と感じるかもしれませんが、これから『Google Workspace(GWS)』導入を検討している方(企業)には説明不足と感じます。

ここでは、セキュリティに関して不足している情報を集めましたので説明していきます。

Google ドライブに保存したデータはどのように安全に取り扱われているか

Google ドライブの安全について、以下4回に分けて説明していきます。
※本記事は、1. のみ説明します。

  1. どのようにデータは安全に守らているか
  2. どのようにデータは安全に通信されているか
  3. どのようにデータは安全に削除されるか
  4. Google ドライブ運用の際の安全について

Google ドライブ に保存したデータについて

ストレージとは

まず、そもそものそもの話として、何らかのデータを保存するためには『記憶装置』が必要になります。
『メモリ』『ハードディスク』『容量』『領域』など様々な呼び方がありますが、ここでは『ストレージ』とします。
Google ドライブに作成・アップロードしたデータは、世界のどこかにある Google が保有するストレージに保存されます。

Google アカウント について

本ブログは『Google ドライブ』だけを取り上げていますが、1つのGoogle アカウントに以下3つのサービスがまとめられます。

  • Google ドライブ
  • Gmail
  • Google フォト

これら3つのサービスはストレージを消費します。
ここでは、データ管理機能を持つ『Google ドライブ』を主と考え書きすすめます。

どのようにデータは安全に守らているか

『安全』という言葉の意味は広く、内容が多岐にわたるため簡易にまとめるのが困難です。
そのためここでは、『システムの評価指標』である『RASIS』を基準としていきます。
※「RASIS」についてはこちら

R(信頼性)・A(可用性)・S(保守性) について

※ここでは可用性の指標である「稼働率」について確認します。
「稼働率」を求める計算には「MTBF」及び「MTTR」を用いるため、「R(信頼性)・S(保守性)の向上はA(可用性)の向上につながる」と考えます。
そのため R(信頼性)とA(可用性)・S(保守性)をまとめます。
 ※稼働率の計算式はこちら

Google Workspace Service Level Agreement (Google Workspace サービスレベル 契約)

によると、

> the (i) Google Workspace Covered Services web interface will be operational and available to Customer at least 99.9% of the time in any calendar month

Google Workspace の各Webサービスは、お客様に 99.9%以上/月の稼働率を提供します。
※このようなことが意訳になりますが書かれています。

このことから「稼働率」は高く「安心」である、ということがわかります。

I(完全性) について

Google ポリシーと規約 > テクノロジー > Google が収集したデータの保持

によると、

> Google のサービスでは、災害などからの復元に備えた追加の保護レイヤとして、暗号化されたバックアップ ストレージを使用しています。データはこのシステムに最長 6 か月間保存されます。

このことから、データの破壊や喪失、不整合などが起こった場合でも、元の状態に復旧できるようにすることができる仕組みがあることがわかります。

S(機密性) について

Google ポリシーと規約 > よくある質問

によると、

> Google では、強力なセキュリティを実現し、ユーザーの皆様のプライバシーを保護して、Google をより効果的かつ効率的にご利用いただけるよう常に努力しています。毎年数億ドルをセキュリティに費やし、世界的に有名なデータ セキュリティの専門家を配置して、情報の安全性を維持しています。

また、

Google ビジネスデータの責任 > コンプライアンス

からは、

などのさまざまなセキュリティに関する認証を取得していことがわかります。

また、S(機密性)には、

> 正当な権限をもつ限られた者のみが、情報や資産を見たり触れたりできるように保護・管理されていること

引用元:Weblio

という指針もあります。

Google Cloud インフラストラクチャ

によると、

> データセンターでは、階層化されたセキュリティ、組み込み済みの冗長性、フォールト トレランスが導入されており、従業員のアクセスは厳しく制限されています。

さらに、

Data and Security > Data and Security

からは、

> We also have robust business continuity and disaster recovery measures in place.

また、堅牢なビジネス継続性と災害復旧対策も備えています。

など、データセンターを堅牢にするための備えもあることがわかります。
これらから、データやプログラムの改竄や機密データの漏洩などのインシデントが起こりずらい環境であることがわかります。

「どのようにデータは安全に守らているか」については以上になります。

システム導入にあともう一押し!と思う方は、総務省が作成した、クラウド事業に関するガイドラインがありますので、「総務省 クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン」を参考にしてみてください。

RASIS とは

> 以下、システムやソフトウェアの品質を評価する5つの指標の頭文字をとった、情報処理(IT)用語です。

> 「R」は “Reliability” の略で、「信頼性」と訳される。障害や不具合による停止や性能低下の発生しにくさを表す。稼働時間当たりの障害発生回数(MTBF:Mean Time Between Failures)などの指標で表すことが多い。

> 「A」は “Availability” の略で、「可用性」と訳される。稼働率の高さ、障害や保守による停止時間の短さを意味する。稼働が期待される時間に対する実際の稼働時間の割合(稼働率)などの指標で表す場合が多い。

> 「S」は “Serviceability” の略で、「保守性」あるいは「運用性」と訳される。障害復旧やメンテナンスのしやすさを表す。障害発生から復旧までの平均時間(MTTR:Mean Time To Repair)などの指標で表すことが多い。

> 「I」は “Integrity” の略で、「保全性」あるいは「完全性」と訳される。過負荷や障害、誤操作などによるデータの破壊や喪失、不整合などの起こりにくさを意味する。

> 「S」は “Security” の略で、「機密性」と訳される。外部の攻撃者による不正侵入や遠隔操作、データやプログラムの改竄や機密データの漏洩などの起こりにくさを表す。

引用元:IT用語辞典 e-Words

稼働率の計算

参考:基本情報技術者試験 受験ナビ

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https://tekuru.com/contents/blog/2022/09/29/12/feed/ 3
Google ドライブとは https://tekuru.com/contents/blog/2022/09/01/20/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/09/01/20/#respond Thu, 01 Sep 2022 03:00:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2933 こんにちは。

この記事では『Google ドライブ』について説明します。

目次

Google ドライブのシステム概要

Google ドライブは『Google アカウント』を取得すると同時に使用できる「Google が提供するオンラインストレージサービス」です。

Google Drive

また、Google ドライブ上に保存されたファイルをWeb上から操作(閲覧・編集・削除など)を行う『ファイル管理システム機能』も伴っており、さらに標準で『Googleドキュメント』『Googleスプレッドシート』などといった、Google のアプリケーション(アプリ)もインストールされているため、Google アプリを表示、使用することができます。
※2019年4月には、Microsoft Office(WordやExcel)も閲覧・編集できるようになりました。
 厳密には編集は、Googleドキュメント・スプレッドシート、それぞれの機能です。

Google ドライブに標準でインストールされていないアプリケーションのファイルは、Google ドライブ内に保存することは可能ですが、表示のみ可能なファイル、保存のみ可能なファイル、インストールされたアプリケーションに変換することで管理できるファイルなどがあります。

Google ドライブは標準でインストールされているいくつかの Google アプリの他に『Google Workspace Marketplace』に登録されているアプリをインストールすることができます。

他のアプリをインストールすることで、Google ドライブを通じて任意のアプリをWeb上から操作できるようになります。

Googleドライブの語源について

Google(グーグル) とは

『Google(グーグル)』とはアメリカ合衆国に本社を置く企業の名前で『Google 合同会社(LLC)』のことです。

Google LLC(設立当時は『Google LLC』ではなく『Google Inc.』) は、1998年に、ラリー・ペイジ氏、セルゲイ・プリン氏によって設立された、アメリカ合衆国に本社を置く、検索エンジンが有名な企業で、広告や、GWS(有償版Gmail)などで収入を得ている企業です。
※他には、Android・Youtube・Maps・Apps などを運用しています。

2015年に組織再編成のため『Alphabet(アルファベット) Inc. 』を設立、現在はその Alphabet の子会社になっています。

アメリカの巨大IT企業4社の頭文字を取った『GAFA』の『G』でもあります。

ドライブとは

『ドライブ(drive)』とは、動詞では、駆る・運転する、名詞では、駆動機・前進、などの意味をもつ英単語で、IT用語では「目的毎に分けられたストレージの単位」のような意味を持ちます。

これら『Google』と『ドライブ』をあわせて『Google ドライブ』というGoogle のアプリケーション(Google アプリ)・Google の1つのサービス名となります。
※そのため、『Gmail(無料版)』や『Google Workspase(GWS)』などといった Google のプラットフォーム内では『ドライブ』と略されます。

Googleドライブの使用感について

※ここでは、閲覧者は『Windows』または『Macintosh(Mac)』からGoogleアカウントを取得、Google ドライブを使用する、というシーンを想像しています。

パソコン内でファイル操作を行うためには、WIndowsの『エクスプローラー』またはMacの『ファインダー』というファイル管理ソフトを使用されてきたかと思います。

 Google ドライブはそれらファイル管理ソフトに比べ「使いづらい」「遅い」と感じるかと思います。

 使いづらさは Google の企業努力によっておいおいは改善されていくかもしれませんが、完全に改善されることはありません。

 遅さに影響与えるのは「インターネット(通信網)の速度・品質」「使用しているパソコンの負荷」「同時にインターネットを利用する人の数」「地形」「天候」「相手との物理的距離」などがあり、これら何か1つでも問題があれば簡単に通信は遅延します。

そのため Google ドライブがパソコンと比べ感じる「遅さ」なくなりません。

 ※オンライン会議ソフトなども同じ理由で固まったりします。

ここまでで「『OneDrive』や『Dropbox』など、他のオンラインストレージではそんなことはない!」と、お思いの方もいるかもしれません。

それは、遅さは「専用のパソコン用アプリ」と組み合わせことでを回避することができるからです。

Google ドライブにも『パソコン版 Google ドライブ』という専用のアプリケーションがあり、遅さを回避することもできます。

「パソコン版 Google ドライブ」などの専用のパソコン用アプリには「使用しているパソコンのストレージを消費する」「Web上への更新が遅れることがある」などのデメリットもあります。

パソコン版 Google ドライブ については、別の機会に説明します。

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Google ドキュメントならではの考え方 https://tekuru.com/contents/blog/2022/08/15/17/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/08/15/17/#respond Mon, 15 Aug 2022 03:00:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2288 この記事では、「成果物は印刷された資料」とする文書作成ソフトとは異なる性質をもつ「クラウドの文書作成ソフト」である Google ドキュメントの特徴や活用のための考え方について解説します。

※この記事は、当社(株式会社Tekuru)が販売している書籍『はじめての Google ドキュメントの教科書2022』の中から内容を抜粋し、お伝えしています(一部改変あり)。

目次

印刷された資料とブラウザの資料との違い

同じ文書作成ソフトである 「Microsoft Word」や「WPS Writer」などと「Google ドキュメントはクラウドの文書作成ソフト」とは異なる性質を持ちます。

そのため、これら2種類のソフトが作成するファイルの前提条件は、それぞれ大きく異なります。

印刷された資料の特徴

Microsoft Word や WPS Writer などの文書作成ソフトで作成するファイルは、最終的には印刷物となることが多いです。

ファイルを作成する単位についても、最終成果物を印刷物とすることを想定しているファイル、そのようなファイルを作成するためのファイル名のつけ方をしていた文化の組織だと、1つの印刷物につき 1つのファイルが作成されます。

Google ドキュメントなど以外の文書作成ソフトは、美しい印刷物を効率的に作成する、ということを目的としています。

そのため、印刷して共有されることを前提とした資料作成を行うことが望ましいといえます。

定例ミーティングの議事録を作成するとしたら、このようなファイル名となる場合が多いです。

⚫ 「新製品企画定例会議第_01_回議事録_20220119.docx」
⚫ 「新製品企画定例会議第_02_回議事録_20220126.docx」
⚫ 「新製品企画定例会議第_03_回議事録_20220202.docx」

各回の議事録のファイルが作成された後は、

  1. 議事録のファイルごとに印刷する
  2. 上司に内容の確認を行う
  3. 確認後、上司は捺印する
  4. 鍵付きのキャビネット(棚)にある同じバインダーやファイルの中に一連の資料として保管する

といった機会が多かったのです。

このように、過去の情報については印刷された紙を参照するか、あるいは過去のデータを開いて確認しながら、最新の情報を記載したファイルを編集するというやり方で情報を更新していく、というのが従来の文書作成の手順です。

ファイル名の制約

Microsoft Word や WPS Writer などの文書作成ソフトは、同一の場所で同一のファイル名でファイルを作成することはできないという制約があります。

そのため、印刷を行う単位でファイルを作成し、印刷を行う担当者だけが編集を行い、上司からの指摘箇所は印刷物に対して赤ペンで修正してもらう、といったことが起こりがちです。

Google ドキュメントの特徴

Google ドキュメントは、印刷することを前提としておらず、ブラウザで表示 / 編集することを前提としています。

Google ドキュメントはブラウザを使って文書を表示したり、複数人で同時に共同編集することが強みの文書作成ソフトです。

ブラウザで表示すること、印刷物として情報が固定化されないことから、同じファイルをリアルタイムに見てもらい、指摘箇所については指摘する人自身が修正するという編集ができます。

このようなソフトの特性の違いを理解したうえで Google ドキュメントを活用すると、

⚫ Microsoft Word にある機能が使えない
⚫ 細かな印刷設定ができない
⚫ ファイルのバージョン管理が上手にできない

といった、Google ドキュメント独特の「できない」に対して前向きに向き合えて、不便を感じることも少なく納得感を持ってファイルの作成や編集ができるのです。

また、ブラウザのタブを複製すれば、同じファイルを同時に複数の画面に表示できるため、定例会議のような継続性のある情報を管理するためにファイルを分割する必要はなく、1 つのファイルに構造的に見出しをつけることで管理できるのです。

印刷された資料とブラウザの資料との特徴比較

紙での印刷を前提としたファイルと、ブラウザで表示することを前提としたファイルの特徴を以下に比較していますので、ぜひご参考にしてみてください。

最終的に紙となるように印刷するのか、ブラウザで表示するのか、という形式の違いはありますが、どちらが必ず優れている、どちらかでないとだめだ、ということを言いたいのではありません。

作成したファイルが最終的にどのように利用されるかを理解すること。
その使用目的に適した編集ソフトやツールを使うことが大事です。

それぞれのソフトの特徴にあった使い方で資料を制作することが望ましいという考えを持つことが大事なのです。

Microsoft Word で実現できることがGoogle ドキュメントでは実現できない、Microsoft Word や紙では今までこうやっていたのに、Google ドキュメントではこうやらないといけないのは我慢できない、といった方はMicrosoft Word や WPS Writer での資料作成を行うことをおすすめします。

「Googleドキュメントならではの考え方」の説明は以上です。

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Google ドキュメント フォルダ・ファイルの作成 https://tekuru.com/contents/blog/2022/08/08/16/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/08/08/16/#respond Mon, 08 Aug 2022 03:00:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2266 この記事では、Google ドキュメントの作成方法を説明します。

「Google ドライブ」へ「フォルダを作成」し、作成したフォルダに「ファイルを作成する」という手順で説明していきます。

※この記事は、当社(株式会社Tekuru)が販売している書籍『はじめての Google ドキュメントの教科書2022』の中から内容を抜粋し、お伝えしています(一部改変あり)。

目次

Google ドライブにフォルダを作成する

まずはじめに、ファイルをわかりやすく管理するためのフォルダをGoogle ドライブ内に作成しましょう。

ファイルを作成するときはまず、

⚫ どういう目的で作成するのか
⚫ 誰と共有しようか

などを設定するためのフォルダを最初に作成します。

そのため、作成したファイルをわかりやすい場所に保存するためには、いきなり「Google アプリ」(9つの点)の中から「ドキュメント」をクリックするのではなく、また、Google ドライブの画面からGoogle ドキュメントのファイルを作成することはせず、まずは Google ドライブでフォルダを作ってみましょう。

Google ドライブにアクセスする

Google アカウントにログインした状態で「Google アプリ」(9つの点)をクリックし「ドライブ」をクリックします。

Google ドライブにフォルダを新規作成する

Google ドライブアクセスできたらフォルダを新規作成して、フォルダの名前を決めてみましょう。

ここでは、Google ドライブの「マイドライブ」の中に「 はじめての Google アプリ 2022」フォルダを作成します。

「+新規」をクリックし「新しいフォルダ」をクリックします。

「はじめてのGoogle アプリ2022」と入力し「作成」をクリックします。

すると、設定した名前のフォルダが作成されます。

フォルダを階層構造にする

フォルダの中にさらに「 はじめての Google ドキュメント 2022」というフォルダを作成します。

「マイドライブ」に作成したフォルダをダブルクリックすると、フォルダの中に移動でき、フォルダの中にさらにフォルダを作成することができます。

フォルダの作成手順は、先ほどと同じです。

フォルダの階層構造について

ここまでで、フォルダは以下のこのような状態になります。

マイドライブ
└ はじめての Google アプリ 2022
 └ はじめての Google ドキュメント 2022

この、フォルダの中にさらにフォルダを作成し管理することを「フォルダの階層構造」といい、複雑なデータ管理をすることができます。

フォルダの色を変更する

自分が操作しているアカウントの Google ドライブのフォルダの色を変更することで、フォルダをより便利に管理できます。

Google ドライブで作成したフォルダの色は、最初は「シルバー」となっています。
作成した「 はじめての Google ドキュメント 2022」フォルダの色を「ブルー」に変更してみましょう。

まず、色を変更したいフォルダを右クリックします。

「色を変更」から、フォルダの色を「ブルー」を選びクリックします。

フォルダの色が「シルバー」から「ブルー」に変更されます。

※フォルダの色の設定は、操作した本人の Google ドライブでのみ反映されます。
自分以外の人のアカウントで Google ドライブのフォルダを表示したときには自分と同じ色でフォルダが表示されるわけではないことを理解しておきましょう。

Google ドキュメントのファイルの作成

作成したフォルダ「 はじめての Google ドキュメント 2022」内に Google ドキュメントのファイルを作成します。

ファイルを作成するフォルダ内に移動する

新規のGoogle ドキュメント を作成する

「+新規」をクリック「Google ドキュメント」をクリックします。

無題のドキュメントが作成されます。

ファイル名を変更する

画面右上の「無題のドキュメント」と書かれている箇所をクリックします。

適切なファイル名を入力し「Enter」キーをクリックします。

ファイル名変更について

Google ドキュメントや様々なソフトで新しくファイルを作成する時、最初にファイル名を設定(「無題のドキュメント」からの名称変更)しましょう。

ファイル名を「無題のドキュメント」のままにして資料の作成を開始すると、その資料を共有された人にとってどのような目的でどのような内容が入力されているかがわからないものとなります。

資料を作成したその時点で、その資料はどのような目的のものかがわかりやすいファイル名に設定しましょう。

自動保存機能について

ファイル名の変更や、本文への入力や書式の設定変更など、ファイルの変更はすぐに自動的に保存されます。

Microsoft Word にも自動保存機能はありますが、ファイルの閉じ方によってはデータが壊れてしまうため、Google ドキュメントは完全性(または保全性)は高いと言えます。

「Google ドキュメントのフォルダ・ファイルの作成」の説明は以上です。

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Google ドキュメントとは? https://tekuru.com/contents/blog/2022/08/01/15/ https://tekuru.com/contents/blog/2022/08/01/15/#comments Mon, 01 Aug 2022 03:00:00 +0000 https://tekuru.com/?p=2243 この記事では「Google ドキュメント」の特徴の説明や、サポートするブラウザについて説明します。

※この記事は当社(株式会社Tekuru)が販売している書籍『はじめての Google ドキュメントの教科書2022』の中から内容を抜粋し、お伝えしています(一部改変あり)。

目次

  • クラウドの文書作成ソフト「Google ドキュメント」
  • サポートしているブラウザについて

クラウドの文書作成ソフト「Google ドキュメント」

Google ドキュメントで文書作成を行う前に、まず Google ドキュメントとはどのようなものなのかを説明します。Google ドキュメントは、Google が提供しているクラウドの「文書作成ソフト」です。
「Gmail」や「Google カレンダー」などを使用するために必要な「Google アカウント」を持っている人なら、誰でも使用できます。

同じような文書作成ソフトに 「Microsoft Word(以下、Word) 」があります。
Word は Microsoft が提供している文書作成ソフトでパソコンの中で動作するソフトウェアとして開発されています。そのためパソコン本体にソフトをインストールして、そこで使うのが主な使用環境として想定されています。

一方、Google ドキュメントは Google が提供しています。Google は、インターネットの情報検索から始まった企業で、Google は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」をミッションとしています。

出典:Googleドキュメント公式サイト

Google ドキュメントはそのようなビジョンの会社が開発するソフトでクラウドにあります。
そのためパソコン本体にインストールする必要はありません。

このような Google のサービスを導入している企業や大学等の数は年々増加しています。
所属している企業や大学で付与されたメールアカウント・メールアドレスが Gmail の場合は、組織のアカウントから、Google カレンダーやGoogle ドキュメントなどの便利なサービスを使用できます。

Google ドキュメントは Word などと同じ文書作成ソフトという分類のソフトです。
Google ドキュメントを使用すると共同編集ができ、インターネットに接続できるブラウザさえあれば、いつでもどの端末からでも編集ができる便利なサービスです。
Google ドキュメントの機能の細かい解説は、こちらのページから詳しく確認できます。

出所: Google ドキュメント公式サイト

こちらのページはブラウザを使って「Google ドキュメント」と検索して、検索結果に表示される「Google Docs: 無料のオンライン ドキュメント エディタ」をクリックすると表示されます。

出典:Google Chrome での検索結果(2022 年 9 月現在)

また、Google ドキュメントとはどのようなものなのかについてもこちらのページで確認できますので、興味のある方はぜひご参照ください。

Google ドキュメントで作成したファイルはWord の形式でダウンロードしたり、逆に Word で作成したファイルを Google ドライブにアップロードして Google ドキュメントに変換してインターネット上で編集する、といったことができます。

Google ドキュメントを使用すると Google ドキュメントの編集画面から Google 検索の機能で画像や引用テキストなどを検索して、資料作成の参考にすることができます。
また、Google が提供している Google 翻訳を使用して、日本語で作成した文書をさまざまな言語に翻訳することもできます。

サポートしているブラウザについて

サポートされているブラウザ(2022 年 9 月現在)は以下の通りです。

⚫ Google Chrome
⚫ Firefox
⚫ Safari
⚫ Microsoft Edge
出所: Google Workspace のサポート対象ブラウザ

Google ドキュメントは上記のブラウザの最新版と、そのひとつ前までのバージョンで編集・閲覧できます。
Google ドキュメントなどの Google が提供しているアプリのファイルは、データをインターネット上に保存しているので、アクセス権限を共有すれば、共同編集をリアルタイムに行うことで、作業効率が高く資料を作成できます。
Word や PDF などの他のファイル形式でダウンロードしたり、Word のファイルをアップロードして Google ドキュメントの形式に変換して編集できます。

「Google ドキュメント」の説明は以上です。


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「Google フォーム」を送信してみよう https://tekuru.com/contents/blog/2021/12/26/11/ https://tekuru.com/contents/blog/2021/12/26/11/#respond Sun, 26 Dec 2021 10:15:56 +0000 https://tekuru.com/?p=1960 こんにちは!

今回からは、作成した「Google フォーム」に回答してもらうために、そのフォームの送信方法や共有方法などについて説明させていただきたいと思います。


メールで送信

メール本文上にフォームのリンクを記載する方法と、メール本文自体にフォームを入れる方法の2つがあります。

最初に「メール本文上にフォームのリンクを記載する方法」から説明していきたいと思います。

まず、フォームへリンクするためのURLを取得しなければなりません。標準ではかなり長いURLになってしまいますが、URL短縮の機能もあります。

まず、Google フォーム管理画面上から、右上にある【送信】を選択します。

するとこのような表示がされるので、『送信方法』真ん中の横長の丸のような記号を選択します。

ここで先ほど言った、URLの短縮も行えます。

ここでコピーをすることでリンクの取得が出来ます。あとは送信するメールにそのリンクを記載すれば大丈夫です!(Ctrl+V キーを押して貼り付けられます)


次に、もう1つの方法である「メール本文自体にフォームを入れる方法」について説明します。

まず、Google フォーム管理画面上から、右上にある【送信】を選択するところまでの操作は同じです!

ここでは『送信方法』の一番左にあるメールのマークを選択します。

そこから、送信先のメールアドレス・件名・メッセージを入力し、一番下の【フォームをメールに含める】にチェックを入れ、設定諸々間違いがないか確認をして【送信】をクリックします。


フォームの埋め込み

次にメールを使った方法ではなく、Google フォームをWebサイトやブログに埋め込む方法について説明します。

これも、右上にある【送信】を選択するところまでの操作は同じです!

ここでは『送信方法』の一番右にある< >のマークを選択します。

そして、そこに表示されたHTMLをコピーし、埋め込みたい先のWebサイトやブログに貼り付けます。(先ほどのリンク取得の操作と同じ感じ!)

また、Google フォームの幅や高さはここで自由に設定できます。

このような感じでいくつかの方法でGoogle フォームを回答者に送信したり、共有したりできます。

今回もここまで読んでくださりありがとうございました。次回以降は何を書くかまだ未定です!

ではまた!

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